INTJは病みやすい?一匹狼の苦悩

  • 2023年11月3日
  • 2023年11月5日
  • INTJ

INTJの生きづらさ


日常生活で生きづらさを本人が感じるかどうかという点で言ったら、I NTJは比較的生きづらいと感じることが多いタイプだと思います。

わりと神経質な人も多いので、環境にも人間関係にもストレスを感じやすいです。


ですがそこで病むとかひきこもるとか現実にマイナスな行動を起こしやすいか・・・という点で考えると、INTJは結構強いのかなと思っています。



もちろん起こった事実に対して感じることや思うことはあるし、その都度ダメージも受けますが。


生きるのがラクになる考え方


私がINTJだからなのかもともと精神的にタフなタイプが過去の経験によってINTJ傾向になっているのか・・・今となってはわかりませんが、以下のように考えるようになってから圧倒的に生きやすくなりました。

  • 壊れない関係なんてない
  • 自分の人生の主役は自分
  • どんな辛いことも全く同じことは二度と起こらない


これを人生の中の比較的幼い段階で学ぶことができたことは、今となっては全て必要な経験だったと思っています。正直今でも蓋をして閉じ込めている感情は少なからずありますが・・・


壊れない関係なんてない


上には上がいること、誰もが自分なりの生きづらさを抱えていことは大前提で話しますが、私は思春期には父親の不倫、別居、両親の離婚、母と弟との疎遠、父から金を無心される、祖母の死、父親の孤独死・・・など幸せないっぱいの家庭で育った方に比べると嫌になる経験をそこそこしてきました。

多感な時期にヒステリックになった母親に暴言を吐かれたり、変わらないものの象徴だと思っていた家族がどんどんバラバラになっていくのはとてもつらく苦しかったです。

十何年も一緒にいた家族だってバラバラになることもあるんです。



それ以外の経験なんて気にしなければいいって言いたいわけじゃありません。そんなこともあるんだから他人との関係に慎重なことは当たり前。



”人と人との関係ってそんなもの”って考えたら、赤の他人とすぐに打ち解けられない自分って別に普通なのかも・・・って思えるでしょ?

自分の人生の主役は自分


どこまでいっても『自分』以外は家族でも恋人でも他人です。他人を変えることはできないし、そこに期待するのは時間の無駄。変えられるのはいつも自分だけ。



思い通りにならない存在に何かを望んだり、悩んだり苦しい思いをするなんて本当にもったいない・・・!


もちろん学校や、家族という集団の中で他者がした選択に巻き込まれることもあると思います。


でも自分が相手に意思を伝えられる年齢ならどんな理由があるにしろ、「言わない」「逃げない」「離れない」と理由をつけてしない選択をしたのも自分です。



どんなに不満なことも、悲しいことも大体は自分のする選択で起こることです。


だから辛いことは辛いと言っていいし、頑張れないことは頑張れないと言っていいんです。


家族や、学校…そこに居て当たり前だと思っている場所だって、自分が絶対に居なくてはいけない場所ではないかもしれません。



自分の人生を決めるのは自分でいい!

 
自分が一番幸せで、自分が一番ラクな選択を大切にしよう!


どんな辛いことも全く同じことは二度と起こらない

不可抗力的ないま起こっているつらいことも「全く同じこと」は二度と起こりません。


当たり前ですが同じ親は二度死なないし、十何年一緒に過ごした同じ家族を二度無くしたりもしません。もう二度と起こらないんだから今を乗り越えれば大丈夫!


私の場合、家族をいろんな形で「なくした」経験はその後の辛いことを受け入れるための大きな経験でした。




苦しんで受け入れていっぱい泣いて・・・



そんな経験があったことは絶対に今後の人生のパワーになります。大切な人を想う気持ちも大切な人が遺した気持ちも消えません。

とはいえHSP気質の強い私は辛いニュースを見ただけでも気が滅入ったりしやすいです・・・そういう時はまず情報を徹底して「見ない」ことと、過去にTwitterで見た「自分以外は全てフィクション」という自己暗示をかけています・・・

INTJが避けられない辛い出来事に遭遇したら


  • 自分の中で納得できる答えを出す
  • 相手のことはわからないと割り切る
  • 何か得るものがないか模索する



誰しも辛いことや悩むこと、たくさんありますよね。



そんな中でINTJは自分に起こった現実に対してどこか他人事で、自分でも驚くほど冷静な傾向があると感じます。感情がないというわけではないのですが、どこか自分のことも他人と同じ感覚で客観視してしまうというかなんというか。


自分の中で納得できる答えを出す


何かあった時、考えるのも辛いし思考停止して逃げることもできると思うのよ・・・



でも考えるのを辞めて逃げると、後から思い出した時に負の感情だけが蘇りませんか?

だから出した結論が全員にとっていいものじゃなくても、独りよがりの結論でも何か明確な答えを見つけて消化しないと進めないんです。

例えば恋人に理由も告げずに振られたら、
「私のことが好きじゃなくなったんだ、仕方ない。他に好きな人がいるんだ」

浮気されたら、
「浮気するような男と別れてよかった。あいつら絶対にどちらも幸せにならないな」

友人と埋められない溝ができたら、
「家族でもバラバラになるのに、他人とずっとうまくいくわけない」



これが自分以外の他者から見て事実である必要は無くて。



自分だけが納得できる「落としどころ」を自分で作ってあげるんです。



その時の自分のメンタルを最大限保護するためだから、相手を悪者にしたって自分を守れる結論でいい!


 
自分を大切にしていこ!


相手のことはわからないと割り切る


前項でもさんざん私自身の価値観としてお伝えしてきましたが、自分以外はあくまでも他人。



100%自分のことを理解してくれる存在はいません。



相手の感情は考えたってわかりっこないし、わかるなら最初から問題は起きていないので。




また、個人的に価値観の違いについてはどこまでも平行線だと思っているので、合わなかったら諦めるしかないという考えです。



物事に対しての基準値が違う状態でいくら話し合っても根本が違うので話になりません。



受け入れられない価値観を持っている相手とは関わらない、合わない部分があることを一緒にやらないという選択肢しかないです、私は。仕事などでどうしても関わらないといけない場面以外は存在を消します。



どうしても関わらないといけない場面すら耐えられなくなったら、自分が仕事を辞めるなりなんなりしてさっさとその場を去ります。



遅かれ早かれいつか絶対に限界が来るので、どうせ離れる、辞めるなら嫌な環境からは一刻も早く去るのが得策だなと思いますね。


価値観が違う人は違う生命体だと思って、合わないことを受け入れちゃえばラクです。



無理なものは無理・・・心で思うのは自由!



それでも気になる、どうしても関わらないといけない立場なら、いっそ全部投げ出して離れましょう。



そんな中で半分でも自分のことを理解してくれる人が現れたらそれはとても幸運なことじゃないでしょうか。



何か得るものがないか模索する


いいのか悪いのか、どんな時でも分析を始めちゃう。



ひと通り辛い出来事を受け入れたら、この面倒な出来事を二度と起こさないためには自分は今後どうするべきなのかをぐるぐる考えます。



自分であれ、他人であれ感情の大きな波にのまれることほど面倒なことはない。



 
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可能なら無の境地に辿り着きたい(悟り)


INTJが辛い出来事から立ち直る方法

  • まずは自分を守る思考に集中する
  • 全てを吸収して人生の糧にする


私が考えるINTJの立ち直り方は上記の通りです。


まずは自分を守る思考に集中する


これを見て勘違いしてほしくないんですが、一貫して自分に非が無いと考えるわけじゃないんですよ。

一番傷ついた落ち込みやすいタイミングで自分の非について考えない、という話で。



嫌なことがある、つらい、悲しい・・・でも時間とともに気分も少しずつ晴れてきて最終的には回復して日常に戻るじゃないですか。



一番気持ちが落ち込んでいる時に自分の悪い部分や自分が完全に理解できるはずのない他人の感情について考えてたら、落ち込みを長引せてしまうばっかりで効率が悪い。



なので一番落ち込んでいる時には相手とは距離を置いて、極端な考えでも相手を悪者にしてもいいから自分を護る思考に集中。



自分の悪い部分や原因については元気になってから考えれば良くない?って。



反省するのは立ち直ってからでいいじゃん。


 
自分の気持ちの波とうまく付き合おう!

全てを吸収して人生の糧にする


INTJって本当に勉強家です。



どんな経験からも何か知識を得てやろう、つらいことがあったら二度と起こさない為にはどうしたらいいんだろう・・・と納得がいくまでどこまでも調べます。



調べた結果によっては環境を変えることだって苦じゃない。



どこまでも貪欲に知識を求めます。なのに、大事なところでは意外と直感頼りなとこもあって自分でも良くわかりません(笑)


まとめ


言葉にするといろんなことを諦めているような、他者に対して上から目線のような強い言葉が並んでしまいましたが・・・



人一倍敏感ゆえに他人から与えられる刺激を全てそのまま受け入れていたら、許容できないとわかっているんですよね。



また他人への期待をしていない反面、自分が独りでは生きていけないことも人生経験の中で一番よくわかっています。



あくまでも自分の足で走りながらも、必要なときに助けてくれる数少ない存在を大事にしながら前に進んでいきたいですね。



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