恋愛も結婚も向いていない?
結婚や恋愛に向いていないと言われるINTJ女性ですが、実際のところはどうなのでしょうか?
結論から言いますと当ブログ内でも何度か触れていますが、ザ・INTJな性格の筆者ですが20代後半で結婚し、5年目の現在も結婚生活をなんとか継続しております。
INTJの結婚や相性について、筆者の経験をご紹介できたらと思います。
それぞれの性格タイプ
いろんなサイトでよく相性が悪いとされる組み合わせですよね。
それでも交際期間も含めるともう7年?8年?経ちますが、無理なく一緒に過ごせています。
主人と付き合うまでの私
恋愛には「向いていない」「興味がない」と言われるINTJ(建築家)ですが、実際のところどうなのでしょうか?結論だけ先に言うと、「絶対向いてはいないけど人並みに興味はある」です(笑)次項からINTJの恋愛の特徴な[…]
この記事でも書いているのですがもともと私は大のイケメン好きで、自分が身長高いのもあって背が高い人がいいとか、見た目に関するこだわりも強くて恋愛に対して夢見がちなところがあり・・・(笑)
学生時代~20代前半は両親の離婚などでメンタルがかなり不安定で常にどこかピリピリしていて、付き合うと依存的になりがちでした。
ほとんど趣味と言えるものも無くて、付き合った相手の連絡や関係性に一喜一憂するような今考えれば俗にいう“メンヘラ”だったと思います。
そんな感じなので自称バンドマンとの恋愛にハマったり、付き合った相手には浮気されたり、愛想を尽かされたり、自分が飽きたりして長くても半年くらいしか関係が続いたことが無かったです。
別れる時も以前消滅みたいな感じが多くて、お互い理由も無く・・・みたいな。
18~22くらいまでは若くて出逢いもたくさんある分、ほんとにいろんな経験をしました。
価値観が変わった出来事
そんなこんなでいろんな恋愛を経験して22くらいで半年ちょっと付き合ったかなり好きだった人がいたんですが、この時も例に漏れず他にやりたいことも無い私は彼との関係に依存気味だったように思います。
自宅と彼の家と職場を往復するような生活をしていたら案の定彼から別れを告げられ・・・彼の気を引くために、急にカラオケ屋のバイト始めてみたりとか酷いもんだったので(苦笑)
今までの私ならショックを受けながらも何も聞かずに別れていたんでしょうが、この時ばかりは理由を教えてほしいと食い下がり・・・(笑)
この時彼とちゃんと話をして別れたことがきっかけで、この辺りでいろいろ自分を変えたい!と思って転職したり、趣味を探したり、恋愛に対する感覚も変わった気がします。
(この時聞いた理由は忘れちゃったけど)
どこか自分のことを客観視できるようになったのも、この出来事が大きいかも。
この自力で環境を変えていった期間は学ぶことがとても多い時間になったので、転機となった彼には今も本当に感謝しています。
主人との出逢い
そんなこんなで副業を挟んで、転職したあと今の主人に出逢いました。
当時結婚が頭をちらつく時期に入っていた私は、スペックだけで選んだ彼がいたんです。
主人と出逢ってから付き合うまで半年~1年?くらいはあったんですが当初私はまったくそんな気が無く、年の差もあって警戒心もMAXだったので連絡も基本数回返したら既読無視→また連絡来る、の繰り返しでした。
“悪い人ではないけど、恋愛感情はゼロ”
“話をするのは楽しい”
“ご飯作るのも面倒だし、おごってくれるなら会うか”みたいな。(最低)
そして徐々に主人がアプローチをかけてくるのですが、普通に対面でもラインでも「彼氏もいるし恋愛感情はない」「付き合う気は無い」と何度も伝えていました。
それでも何度既読無視をしても忘れた頃に連絡してくるからたまにご飯行って、口説かれたら躱して・・・を何度も繰り返して(笑)
その連絡のペースもしつこいわ!!と思わないギリギリのラインなの。
会うと絶対に、どれだけ2人が相性いいと思うかみたいなことをずっと言ってくるの(笑)こわいよね(笑)
でも絶対に悪い人じゃないのはわかっているから、完全に拒絶して傷つけるのもなんか申し訳なくて割と口説かれるのがだんだん苦痛になってくるんだけど、何回断っても絶対諦めないわけ!
で、タイミングがいいのか悪いのか当時付き合っている彼に浮気されて自然消滅したけど、それでも付き合おうとは思わず・・・
嫌い!って言うか、OKするかの2択なんだけど、嫌いではない。
人間不思議なものでだんだん、「好きって言ってくれる人を好きになれたら楽なのに」とか「こんなに私のこと好きってくれる人今後他に現れるかな?」みたいな思考になってくるの。
スペックだけで付き合っていた元彼の性格にドン引きしてたのも大きいけど。
こんなやばい人(元彼)もいるのに、この人(主人)の断られてもめげないタフさは何なんだろう?すごいな・・・みたいな。
最終的に押され負けて今に至っていますね。
結果、彼が言い続けていた「相性がいい」というのは本当だったみたいです。
主人の性格
主人はシティハンターの冴羽遼みたいなタイプなのかなーと勝手に思っています。
普段はちゃらんぽらんですが人当たりが良くて壁もない、どんな人ともあのキャラクターで仲良くなる。第一印象で相手の警戒を解いて、うまく立ち回る。
そんな中でも相手をよく観察していて、やるときはやる。ON/OFFの切り替えがうまくて真面目な話もちゃんとできる、みたいな。
結婚してからの変化
私が精神的に不安定な時も体調が悪い時も主人はいい意味でいつも通りです。
もちろん心配はしてくれるんですが、無理に干渉もせず程よい距離感で鼻歌でも歌いながら好きなように楽しそうに過ごしてくれるのでこちらもいい意味で肩の力が抜けるというかなんというか。
もともとは考え込みやすいタイプだった私も主人と結婚してからは「ま、いっか」と思えることも増えました。
もともと潔癖だったり神経質な面が強かったり、最初にも書いたようにどこかピリピリした雰囲気だったんですが、そういった部分が結婚してかなり緩和されたと自分でも思いますし、人からも良く言われます。
主人は何を相談しても、割と「考えなければいい」と言ってくることが多いんです。
少し前にこちらの記事を読んだんですが、
検索して出てきた「ダウン症」に動揺し主人に怒られた 今から8年前、美保さんは長男の剣侍(けんじ)くんを出産しま…
本当にこの記事の通り、主人も言葉こそ違いますがいつもあっけらかんと「気にしなければいい」と。
最初は美保さんと同じように真面目に相談しているのに!と思っていたんですが、言われ続けているとマインドも変化してきてだんだん細かいことを気にしても仕方ないと思うようになってきました。
思えばISTJ傾向が強く表れた状態からの変化を感じたのも主人と結婚してからのような気がします。
喧嘩にならないの?
性格正反対というほど全く違うので私が一方的にイライラすることもあるんですが主人が常に「気にしなければいい」のマインドなうえ、私自身も「イライラしたら黙る」タイプでお互い争いは好まないので、主人がどうでもいいことを話しかけてきて気づいたらイライラが収まっていることも多いです。
あとは何か指摘したいときは言いたいことは我慢せず、細かいことでも気になれば嫌味っぽくならないように伝えることを心がけています。
心の中にドリアン・ロロブリジーダ様を降臨させて、
「ちょっと~?ねぇ、ま~た床に靴下落ちてるんだけどぉ~???」「ほら、あそこにもよぉ~?」「あら、ここにも!」って感じで(爆笑)
我慢は続かないですし、嫌味っぽくなると相手もやる気が失せると思うので。
何度か伝えても相手ができないことは、気になる人がやるしかないと思っています。例えば、床に物を置きっぱなしにしちゃうとか、お風呂から上がっても換気扇を付けないとか、料理の後のキッチンの汚れとかね(笑)
事故につながるようなこと以外の小さなことは、気になるなら自分でやります。
逆に主人がやってくれていることもたくさんあるので。相手に期待しすぎると自分が疲れちゃうし。
平和に5年目突入
結果的に結婚して4年経ちますがとても平和。
お互い自由に、好きなことをしながら気を遣わず暮らしています。
基本的に人といることにストレスを感じやすいINTJがこんなに楽に暮らせているのは主人がとても気を遣っているからなのでは・・・とたまに心配もしていますが。
わたしはどうしても自分が落ち着く自宅で完全に1人になりたい時間があるので、休みが2日あればどちらかは外出してもらうようにお願いしていたり、お皿洗いが大嫌いすぎるので基本は絶対やらない!と宣言したりしてるし。
主人は外に出るのが好きなタイプですが、私は出不精でいつまででも自宅で過ごせるタイプです。
どこかに誘われても気乗りしなければ食い気味で断ってしまいますが、飽きずに誘い続けてくれるのもありがたいなと思っています。
一人だったら一歩も外に出ない可能性が高いので。
また、よく考えて行動するように思われがちなINTJなのですが、ごくごく稀に衝動的に何かをしたい欲求が高まるときがあるんです。
今すぐ○○を買いに行きたい!
今月中に遠方でやっている展示を見に行きたい!
手巻き寿司がしたい! など。
そういった時に伝えたらすぐ動いてくれる主人のフットワークの軽さには何度も感心させられます。性格が全く違うからいいのかもね!
まとめ
相性が悪いと言われているENFP男性とINTJ女性ですが、私たち夫婦は付き合っている期間も含めて7~8年大きな喧嘩も無く過ごせています。
もし現状が上手くいっていない時は、常に新しい選択をすることを心がけると人生が一気に好転し始めることがあるのでおすすめです!
世間的に言われている相性だけではわからないものもありますので、一つ一つの出逢いを大切にしてみてください。